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所変わって、バルボアパークという大変に広い公園(中にゴルフ場すらあるとのことです)にある日本庭園です。
海外にある「日本庭園」なるものを見て、違和感を覚えることはあるだろうと思います。 正直、こちらもそうでした。
けれども、実際に滞在してみると、気候の違いや、それでも日本庭園を造りたいと努力した人たちのことを考えなくてはいけないとも思いました。
たとえば、サンディエゴでは桜を育てるのは困難なのだそうです。 それでも、「日本のイメージ」を期待する現地の人々のために、何とか桜を植えようとする努力をねぎらいたいと強く感じました(日本では、そもそもその土地に合わない植物で日本庭園を造らないのだけれど)。
この地で育つ数少ない(もしかすると唯一の?)桜は「ピンククラウド」と呼ばれる桜です。
この日本庭園では、株元と、私の目の高さぐらいで接ぎ木をしています。そうしないと維持できないそうです。 ですから、目の高さぐらいで急にほうきのように枝分かれするという不自然な樹形になっています。 徐々に美しい樹形に整えられるかと言えば、そうでもないと思います。あまり長寿ではないので、次々と苗を用意していると聞きました。
ボランティアのガイドさんがいて、一生懸命に説明してくださいました。
サンディエゴでは、毎日車で出かけて、こうしてたくさん歩いて、たくさん食べて過ごしました。
..2019/04/25(木) 15:59 No.24420
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