写メールミル日記
ジオシティーズのミルファミHPは2019年3月31日に閉鎖されました。
新しいHPはこちら↓
https://milfami.themedia.jp/

ミル日記アドレスこちら↓
www.th21.jp/diary/milky/ 


写真をクリックすると、拡大画像が見られます。
別館ワンコブログ「今日もチワワ日和」はこちら

All contents on this site is protected by copyright law milkyfamily



2007年 10月
SunMonTueWedThu FriSat
- 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
- - -

 

 2007. 10. 30. Tue
 柿の木の物語。
ルミたんを美容院に連れて行く日だったので、出かける前にリフレッシュと思って家の前で遊ばせていると、お隣さんがワンちゃんの散歩で通りかかりました。お隣には3匹ワンちゃんがいて、1匹は超元気な超大型犬。フワッフワの長毛秋田犬です。もう1匹は施設から引き取られた中〜大型の女の子。そして今日で出会った3匹目の子は、足が悪いのでゆっくりゆっくり近所を歩くおばあちゃん犬です。お隣さんは、「ルミちゃん、おいで!」と声をかけてくれて、ちょっと立ち話。お隣さんに会ったら柿をお裾分けしようと思って玄関先に用意してあったので、「もしよかったら、柿を貰っていただけませんか?」と声をかけました。 
すると、「えっ?あの柿の木の? 実はあの木には想い出があるのよ〜」と、意外な話が聞けたのです。 
我が家の西側ギリギリにある大きな柿の木。ブロック塀を隔てて、お隣の豪邸が建っています。今までも、ブロック塀の穴を通してお隣のワンコとルミがご挨拶をしたりと、庭同士が隣って面白いなあと思っていましたが、実は昔昔、我が家が建っているスペースはお隣の敷地だったそうです。それが建て替えをする際の資金にするため部分的に売却され、その境界線がちょうど柿の木の手前だったのです。なので、現在我が家で収穫しているこの大きな甘柿の木は、元はお隣の木で、お隣さんが大事に育てたものだったのです。 
「亡くなった母が、この柿が大好きだったの。今日は早速お仏壇にお供えさせていただくわね」と言って、おばあちゃん犬と一緒にお隣さんは嬉しそうに角を曲がっていきました。 
 
庭の木が甘柿であることを知ったのは、引っ越しを決めたあとで、入居が決まったあとに大家さんからは、「秋になって柿ができたら左のお隣さんにお裾分けするようにしてください。右のお隣さんはお母さんが闘病中だとかでどなたもいらっしゃらないようだから…」と言われ、今までは左となりにだけ持って行っていたのです。そのことを激しく後悔しました。確かに右となりは、玄関が角をひとつ曲がったところにあって、隣といえどもあまり顔を合わすことが当時はなかったのです。犬を飼うようになってから、たびたび散歩でお会いするようになったので、今年は絶対に貰って貰おうと思って声をかけたのですが、最初の年にお裾分けしていたら、お母さんも食べられたかもしれないのになあ。 
そういえば、春になると我が家の庭にはお隣の庭と同じ花が咲くのです。そういうわけだったんですね。私たちはたまたま数年前にここにやってきたよそ者だけれど、面倒がらずにちゃんと木のお世話をしなければなあと思ったのでした。この家は賃貸なので、いつか離れる日が来ると思いますが、秋が来るとこの柿のことを懐かしく思い出すのかもしれませんね。 
 
で、ルミたんは美容院帰りでフワンフワン。シッポがフサフサ〜 
 

<<BACK 29日 巡り巡るもの。

NEXT>> 31日 ホットサンド。


| 携帯用 | | RSS | | 検索 | | Home |

++ Powered By 21style ++