写メールミル日記

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2008. 4. 29. Tue
16年ぶりのライブ。

久しぶりに江古田のライブハウスKEI-Ⅲに行ってきました。ecoが初めてのワンマンをやったパイナップルカウンティーの跡地に出来たルイード系列のライブハウスです。出番は19時40分と聞いていて、家を出たのは35分。思いっきり江古田ファッションでチャリにて登場です。
今日のお目当ては、加藤志乃ぶさん。通称カトシノちゃん。昔昔、BAKUが解散した翌年のバンやろのイベント（92年か93年？）に、東京代表で出演した女の子バンドがおりまして、そのときのギターがカトシノちゃんでした。そのイベントは、確か全国7カ所のツアーで、谷ちんとミルが司会をしつつ2人ともギターを持って最後はセッションみたいなこともやりました（♪今年も来ましたバンやろ～/作詞・実はWENDY）。東京代表は他にも風来坊（のちにメジャーデビュー）がいたりして、なかなかレベルの高い年だったので、カトシノちゃんのことはミルもよく覚えていました。しかもどんな曲だったのかも覚えています。
その後、10数年のブランクを経て、ネットを通じてカトシノちゃんと再会。今日15～16年ぶりに彼女のステージを見る機会が訪れました。
なんでしょうねえ、ステージの真ん中にギターを抱えて立つその姿だけでウルっときてしまいそうです。18歳だった女の子が30ウン歳になって、どこでそんなオッサンたちをつかまえたんだよ～！！とツッコミたくなる熟練の男衆をしたがえて、実に堂々とした存在感。やっとミルの中のカトシノちゃん音楽情報が更新されました(笑)。

あのイベントは、当初の思惑とは違ってメジャーデビューしてしまうバンドが相次いで、最後のほうは大人たちのしがらみでイベント自体にタイアップが付いたり、カラオケ部門みたいな人が出てきたり、ミルにはコントロール不能なところに行き着いてしまったんだけど、ちゃんと選んだバンドたちが、その後まっとうに音楽を続けているのを見ると、ほらね！という誇らしい気持ちになる。ライブはとても良かった。ギターにも歌にも曲にもしっかり経験に裏打ちされた自分のスタイルがあって、見ていて気持ちが良かった。
しかしひとつ疑問なのは、上手な人たちに限ってしっかり譜面を見ながらライブやるのはどうしてだろう？　グラフィティでもよく見かけるのだけど、コード進行ド忘れしてアタフタしそうもないような熟練の人たちが譜面見てるのはよくわからん。ライブなんだから、譜面じゃなくて客かメンバーを見ましょうよ～。

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